はじめに
よっし!今日から福祉の現場だ。利用者さんの相談に乗りまくって株を上げるぞ〜!
利用者さんともすぐ仲良くなって、「○○さん聞いてくださいよ〜」なんて毎日のように相談されるんだろうな。
そんなことを考えながら私は福祉業界に飛び込みました。
1ヶ月後・・・
「おはようございます!」
「こんにちは!」
利用者さんとも少しずつ話せるようになってきた。
まあまだこんなもんだよね。
半年後・・・
利用者さんなんで?
最初は向こうから絡んできてくれたのに・・・。
これじゃ相談すら依頼されないじゃないか。
他の職員には笑顔で話しかけるのに、私には業務連絡だけ。
「自分は何か嫌われることをしただろうか?」
そんなことばかり考えるようになりました。
しかし、ある日先輩職員に言われた一言で考え方が変わりました。
「相談されない=信頼されていない、ではないよ」
その言葉をきっかけに、私は信頼関係について改めて考えるようになりました。
放課後等デイサービス、就労継続支援B型、そしてドラッグストアでの接客経験を通して感じたことがあります。
信頼は特別な能力ではなく、日々の積み重ねで築かれるということです。
今回は私が信頼される支援員になるために意識していることを紹介します。
1. 約束したことは必ず守る
利用者さんとの信頼関係は大きな支援ではなく、小さな約束から始まります。
例えば、
- 後で確認します
- 明日お伝えします
- 後で声を掛けます
このような何気ない約束です。
放課後等デイサービスで働いていた時も、子どもたちは職員が思っている以上に約束を覚えていました。
一度破ると簡単に信頼は下がります。
逆に小さな約束を守り続けることで、「この人は信用できる」と感じてもらえるようになります。
2. 相手の話を最後まで聞く
支援員になりたての頃の私は、利用者さんの悩みを聞くとすぐに解決策を伝えようとしていました。
しかし利用者さんが求めているのは、必ずしも答えではありません。
ただ話を聞いてほしいこともあります。
就労支援B型でも、
「今日は気分が乗らない」
「家族と喧嘩した」
「仕事がうまくいかない」
という相談を受けることがあります。
そんな時はアドバイスよりも先に最後まで話を聞くことを意識しています。
話を遮らずに聞いてもらえた経験は、安心感につながります。
3. 相手によって関わり方を変える
私は放課後等デイサービスでこの大切さを学びました。
同じ言葉でも、
励まされたと感じる子
プレッシャーに感じる子
がいました。
就労支援B型でも同じです。
積極的に話したい利用者さんもいれば、必要以上に干渉されることを嫌う利用者さんもいます。
支援員が自分のやり方を押し付けるのではなく、相手に合わせて関わることが信頼関係につながると感じています。
4. ミスをした時は素直に認める
支援員も人間です。
間違えることもあります。
私はドラッグストアで働いていた頃、お客様への案内ミスをしてしまったことがあります。
その時に言い訳をせず、
「申し訳ありません。私の確認不足でした。」
と伝えたところ、
「正直に言ってくれてありがとう」
と言われたことがありました。
福祉の現場でも同じです。
利用者さんは支援員が完璧であることを求めているわけではありません。
誠実であることを求めています。
5. 利用者さんを一人の大人として尊重する
就労支援B型では障害のある方を支援します。
しかし支援する側と支援される側という関係だけで見てしまうと、知らず知らずのうちに上から目線になってしまうことがあります。
利用者さんにはそれぞれ人生があります。
私たちより豊富な経験を持っている方もいます。
だから私は、
- 命令口調にならない
- 否定から入らない
- 意見を聞く
ことを意識しています。
相手を尊重する姿勢は必ず伝わります。
6. 利用者さんを特別扱いしすぎない
新人の頃の私は、利用者さんに好かれようとしすぎていました。
しかし今振り返ると、それは信頼関係ではなく「良い人に見られたい」という気持ちだったと思います。
本当に信頼される支援員は、
必要な時には注意し、
必要な時にはルールを伝え、
公平に接しています。
好かれることと信頼されることは違う。
これは福祉の仕事を通して学んだ大切なことです。
まとめ
私が信頼される支援員になるために意識していることは次の6つです。
- 約束したことは必ず守る
- 相手の話を最後まで聞く
- 相手によって関わり方を変える
- ミスをした時は素直に認める
- 利用者さんを一人の大人として尊重する
- 好かれることより信頼されることを大切にする
放課後等デイサービス、就労継続支援B型、ドラッグストア。
一見すると全く違う仕事ですが、人との信頼関係が大切という点は共通していました。
私自身、まだまだ学ぶことばかりです。
それでも毎日の小さな積み重ねが、利用者さんとの信頼関係につながると信じて、これからも支援を続けていきたいと思います。
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