はじめに
こんにちは!
前回公開した「ロープレ事例集①」は、多くの方に読んでいただきありがとうございました!
キャリアコンサルタント実技試験では、どんな相談者が来るか分かりません。
だからこそ、できるだけ多くの事例に触れておくことが合格への近道になります。
今回は第二弾として、本番でも十分あり得るケースを紹介します。
相談者役・キャリアコンサルタント役・口頭試問まで掲載していますので、ぜひ一人ロープレやシャドーイングにも活用してください。
事例設定
相談者
- 35歳 男性
- 営業職勤務10年
- 妻・子ども1人
- 最近仕事へのやる気がなくなっている
- 転職も考えているが踏み出せない
ロープレ
CC
本日はお越しいただきありがとうございます。
本日はどのようなご相談でしょうか?
相談者
最近仕事へ行くのが辛くなってきました。
営業なので毎月数字を追いかけていますが、以前のようなやりがいを感じなくなっています。
CC
以前はやりがいを感じていたけれど、最近はその気持ちが薄れてしまったのですね。
相談者
そうなんです。
転職も考えるんですが、家族もいるので失敗したらどうしようと思ってしまいます。
CC
転職したい気持ちもある一方で、ご家族のことを考えると簡単には決断できないのですね。
相談者
はい。
だから結局何も変えられないまま毎日仕事へ行っています。
CC
毎日頑張っている一方で、このままでいいのかという思いもあるのですね。
相談者
そうです。
営業以外の仕事にも興味はあります。
CC
営業以外のお仕事にも興味があるとのことですが、どんな仕事が気になっていますか?
相談者
人と話すことは好きなので、人の役に立てる仕事ができたらと思っています。
CC
人と関わりながら役に立てる仕事に魅力を感じているのですね。
今日はそのお気持ちについて一緒に整理していければと思います。
このロープレのポイント
このケースでは、
相談者は
「転職したい」
ことよりも、
迷っている気持ち
を受け止めてもらいたい状態です。
そのため、
「転職しましょう。」
「今の会社を辞めましょう。」
と提案するのではなく、
まず感情への応答を丁寧に行うことが重要です。
実技試験では、
相談者の気持ちを理解しようとする姿勢が評価されます。
口頭試問①
試験官
今回の相談者の主訴は何だと考えましたか?
回答例
仕事へのやりがいを失っていることと、転職したい気持ちはあるものの、ご家族のことを考えると決断できず悩まれている点が主訴であると考えました。
口頭試問②
試験官
今回うまくできた点を教えてください。
回答例
相談者が安心して話せるよう、感情への応答を意識しました。
また、すぐに解決策を提示するのではなく、相談者自身の考えを整理できるよう傾聴を心掛けました。
口頭試問③
試験官
改善点はありますか?
回答例
相談者が営業以外にも興味を持っている背景について、もう少し具体的に質問できれば良かったと思います。
価値観や仕事に求めるものをさらに整理できたと感じています。
A判定を目指すポイント
受験生時代の私は、
「良い質問をしよう。」
「すごいことを言わなきゃ。」
と考えていました。
しかし、本番で大切なのはそこではありません。
相談者の話をしっかり聴き、
気持ちを受け止め、
一緒に整理していく。
これがキャリアコンサルタントです。
派手な質問より、
丁寧な傾聴。
私はこれを意識するようになってからロープレが安定しました。
まとめ
今回のケースでは、
- 感情への応答
- 要約
- 焦って助言しないこと
- 相談者主体で進めること
を意識しました。
実技試験では「正解の質問」を探そうとしてしまいます。
しかし実際は、
相談者が安心して話せる場を作ることの方が大切です。
ぜひこの事例を何度も読み返し、自分ならどんな応答をするか考えながら練習してみてください。
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