キャリアコンサルタント試験(キャリ協)ロープレの進め方と意識すべきこと|実技面接の合格ポイント

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キャリアコンサルタント試験(キャリ協)ロープレの進め方と意識すべきこと|実技面接の合格ポイント

キャリアコンサルタント養成講座も終盤・・ロープレが怖い、、
そもそも返し方が分からず質問者を困らせちゃう・・

こんにちは!キャリアコンサルタントのとしです。
2025年第29回キャリアコンサルタント試験もいよいよ近づいてきました。

受験生の皆様の中でもロープレに苦手意識やプレッシャーを抱えている方は多いと思います。

この記事では「キャリアコンサルタント試験(キャリ協)ロープレの進め方と意識すべきこと|実技面接の合格ポイント」と題して実際にキャリコン面接を受け独学で一発合格した経験や受験生の仲間に聞いた面接対策法をもとに受験生の皆様の悩みを軽減させることを目的に書かせていただいています!

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キャリアコンサルタント試験のロープレとは?基本の流れと評価ポイント

ロープレとは、実技試験の中で「相談者役(試験官)との模擬面談」を行うパートです。
持ち時間は15分間。主に「傾聴力」「関係構築力」「キャリア理論の活用力」などが評価されます。

実技試験の構成は以下の3つです:

  • ロールプレイ(15分)
  • 口頭試問(5分)

評価観点は6項目で、特に受容的態度・構造化・展開の3つが重視される傾向にあります。

ロープレ面接の進め方|15分間で意識すべきこと

ロープレではキャリアコンサルティング協議会(キャリ協)とJCDAの両団体ともに評価基準や構成が若干異なりますが、面接の基本の流れは変わりません

ロープレ面接15分間で意識すべきこと
・身だしなみ
・関係構築
・相談内容の理解
・相談者に気づきを与える
・話し方

ロープレ面接15分間で意識すべきこと1:身だしなみ

キャリアコンサルタント学科・論述試験では特に服装の指定はありませんが面接試験では男性も女性もスーツ着用が基本です。僕が受験した時にはオフィスカジュアルの女性も数名いましたが女性もスーツが無難でしょう。

面接となると実際の現場に出てクライエント対応をすることを想定して試験が行われますので当然身だしなみには気をつけたいところですね。

清潔感のある姿で挑みましょう!

ロープレ面接15分間で意識すべきこと2:関係構築

キャリアコンサルティングと言ったら関係構築がいかに重要かを養成講座で教えられましたね。
15分のロープレで一番大事なことは間違いなく関係構築です。

相談者(クライエント)が安心して話せる関係性をつくれているか信頼感を得られているかを評価されるという意味です。

ロープレでは、相談内容の正確な分析や提案よりも、「この人に話してよかった」と思ってもらえる空気をつくることがまず最優先です。

関係構築に関しては別の記事もご用意しています

ロープレ面接15分間で意識すべきこと3:相談内容の理解

ロープレ試験では、「相談内容をどれだけ正確に理解できているか」も非常に重要な評価ポイントです。
ここで言う“理解”とは、単に相談者の言葉を聞き取ることではなく、その背景・気持ち・価値観・葛藤までを含めて「全体像」を把握する力を指します。

※ロープレ試験は15分と短いですので必ずしも目標設定まで進まなくても十分です。

ロープレ面接15分間で意識すべきこと4:相談者に気づきを与える

キャリアコンサルタント試験のロールプレイでは、相談者との対話の中で**「気づき」を促せているかも大きな評価ポイントとなります。
ここで言う“気づき”とは、相談者自身が
自分の考え方・感情・選択肢に新たな視点を持てるようになること**です。

重要なのは、キャリアコンサルタントが答えを与えるのではなく、相談者自身の中にある答えを引き出すように関わることです。

ロープレ面接15分間で意識すべきこと5:話し方

ロープレ試験では、相談者との対話内容だけでなく、どのように話すか(話し方)そのものが評価対象になります。
話し方ひとつで、相談者に与える印象や安心感が大きく変わるからです。

キャリアコンサルタントに求められる話し方とは、「専門的」「説得力がある」よりも、“優しく・丁寧で・寄り添っている”と感じさせるトーンやリズムです。

話し方のコツとして相手の話すペースや声のトーンに合わせると言ったことがありますがこれは非常に有効なテクニックです。

受講生の仲間で話すスピードが早くて強制するのに苦労していた人もいます。

普段早口の人は要注意だったりします

キャリアコンサルタント試験面接合格のポイントと不合格

相談者に安心感と信頼感を与え、共に考える姿勢を示すこと」

これは言い換えると、試験官に対して:

  • 「この人なら、クライエントの話をしっかり聴けそうだ」
  • 「この人に相談したいと思える」
  • 「一緒に整理してくれそう」

と相談者として信頼できる存在に見えるかどうかが合否を大きく分けます

ロープレ試験は15分間で実施されますが、これは実際のキャリアコンサルティング面談の“最初の15分”にあたる部分です。
評価されるのは、いきなり問題を解決する力ではなく、相談者の話を丁寧に聴いて、信頼関係を築き、悩みの構造や背景を整理し始める力です。
面談全体のゴールではなく、最初のステップが丁寧にできているかを見られていると考えるとイメージしやすいです。


キャリコンロープレこれをやったら不合格

これまでキャリアコンサルタント面接試験では関係構築、相談内容把握、それから一緒に考え相談者本人に答えを見つけてもらうようにすることが重要と伝えてきました。

キャリコン試験ではこれをやったら一発アウト!挽回できませんという魔の行為があります。

それは

問題解決に走ることです。

よくあるキャリアコンサルタント試験不合格発言①〜したらいいと思います

よくあるのが、〜してはどうですか?〜したらいいと思います。です
❌アドバイスや案を掲示してしまっています。

よくあるキャリアコンサルタント試験不合格発言②「その資格を取れば、すぐに変わりますよ!

❌資格を取れば変わると断言してしまっています。変わるかどうかはもちろんのこと資格を取るかどうかも相談者が決めることです

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