キャリアコンサルタント試験ロープレ事例集5選|合格した僕の相談ケースと質問例
こんにちは!キャリアコンサルタントのとしです。
キャリアコンサルタントを目指している方、養成講座に通われている方は日々ロープレの練習に励んでいると思います。
養成講座内では受講生の仲間たちと面談ロープレをするかと思いますが一人で練習するにはどうしたら良いのかを考えた結果こう言った結論に達しました
結論:「事例を使っての練習」
実は事例を用いたロープレ練習は多くの人から推奨されています。
この記事はキャリアコンサルタント試験に独学で一発合格した僕が実際に練習で用いた事例集を共有したいと思います。
・この記事はこんな方達に役に立ちます
キャリアコンサルタントロープレを練習したいけどどうやって練習すればいいか分からない・・
キャリアコンサルタント養成講座でロープレ練習をしているけど不安がいっぱい・・
キャリアコンサルタント面接試験よくある事例
【事例1】キャリアコンサルタント試験ロープレ|派遣社員から正社員を目指すか悩む相談例
表面的には「正社員になるか迷っている」ですが、
本質的には「安定 vs 今の満足」の間で葛藤している状態。「どちらが正しいか」ではなく、本人の気持ちに沿って考えを整理する姿勢が大切です。
おすすめ質問:「どんな働き方が“自分らしい”と感じますか?」
「正社員という言葉に、どんなイメージを持っていますか?」
【事例2】キャリアコンサルタント試験ロープレ|育児と仕事の両立に悩む女性の相談例
育児×キャリアという女性受験者にとっても共感しやすいテーマ。試験官も「感情の扱い」「焦りへの対応」「本人の価値観整理」を重視して見ています。
おすすめの質問:今の生活をどんなふうに感じていらっしゃいますか?」
「子育てとお仕事の両立、毎日ほんとうにお疲れ様です。少しだけでも、今感じていることを教えていただけますか?
【事例3】キャリアコンサルタント面接試験ロープレ|転職後ミスマッチを感じている相談例
若年層に多い「キャリア初期の迷いと不安」をどう扱えるか
アドバイスを避けて、本人の気持ち・価値観・可能性を引き出す支援姿勢が求められる。この事例は、試験本番でも非常に出やすく、かつ感情・思考・選択肢の整理力がバランスよく試される王道ケースです。
おすすめ質問:「“合っていない気がする”というのは、どんなときに感じますか?」
「今後、どうしていきたいという思いがありますか?」
【事例4】キャリアコンサルタントロープレ事例|育休復帰に不安を感じる相談例
こちらの事例も非常に定番的な事例で、実際の現場でもよくあるケースとなっています。僕の親戚の女性もちょうどこう言った復職の悩み、不安を持っていました。
復職に不安を抱えているケースには過去のこと、今まで行ってきた仕事のことを聞いていくのが非常に有効だと感じました。
おすすめの質問:「復職について、どんな不安がありますか?」
今まではどんな仕事をされてきたのですか?
【事例5】キャリアコンサルタント試験ロープレ|職場の人間関係に悩む相談例
このケースは現場で一番多く遭遇する相談内容で、誰しもが抱える悩みだと思います。
誰しもが抱えたことのある悩みだからこそ感情的になりついあそバイスしたくなってしまいます。
おすすめの質問:人間関係とのことですがもう少し詳しくお聞かせいただけますか?
その方との関わりがどうなっていったらいいなと思いますか?
ロープレで高評価を取るコツ|キャリアコンサルタント試験で意識すべき質問と対応
ここまでキャリアコンサルタント試験ロープレの事例集を紹介してきました!
ここからは本番で高評価を取るための質問例や対応のポイントを解説します。
キャリアコンサルティングにおいては、来談スタートと終了時点で相談者さんに何かしら変化があること、具体的に行動につながることを求められます。
面接試験では実際のキャリアコンサルティング面談を想定した試験であり、冒頭の15分間を切り取って評価するというものです。
ロープレで高評価を取るコツ・・気になりませんか?
詳しくはこちらの記事で解説していますので合わせてご覧ください。

キャリアコンサルタント学科試験・論述試験の過去問はこちらからダウンロードできます!
ロープレで落ちる人の共通点|キャリアコンサルタント試験で避けたいNG対応
キャリアコンサルタント試験のロープレでは、「助言を急ぎすぎる」「事実確認だけで面談が進んでしまう」「相談者の感情に十分寄り添わない」といった対応が減点につながります。
特に、面談の序盤で信頼関係を築けずに表面的な質問だけで終わると、評価は厳しくなります。
💡 よくあるNG例
- 「では、○○をしてみたらどうですか?」と早期にアドバイスする
- 「どこで働いているのですか?」など事実確認だけで終わる
- 相談者の表情や声のトーンに注意を向けない
面談中は、相談者の言葉の裏にある感情や価値観を引き出す質問を意識しましょう。
キャリアコンサルタント試験ロープレは「練習量×振り返り」がカギ
キャリアコンサルタント試験のロープレは、パターン練習だけではなく「相談者の気持ちに寄り添う姿勢」を意識し、フィードバックを受けながら振り返りを重ねることで確実に成長できます。
あなたのロープレ練習が合格につながることを心から願っています!
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